①【備忘録】高額医療制度、傷病手当、労災保険

成人したときに親から「保険に入っておきなさい」と

よくわからないまま入っていた保険。

結婚する前は月5000円でしたが、

結婚したと同時に保険屋さんから「見直しした方が良い」と言われ

これまた言われるがまま1万円の保険に加入。

年間12万(私)+12万(旦那)=24万

え。。。高い・・・・。

意外と家計に圧迫してる・・・・

 

結婚生活を送る中で、保険料の高さに疑問を持つようになり

保険について勉強するようになりました。

今回は高額医療制度、傷病手当、労災保険について書いていこうと思います^^

 

私自身言葉は聞いたことはありましたが、詳しいことは理解できてはおらず、

詳しい金額など計算してみました^^

 

保険とは?

滅多に起こり得ないが、起こってしまうと損失が大きい場合に備えるものです。

こういった場面に備えるために、日本には社会保険があります。

まずは病気やけがをした場合の社会保障について解説していきます。

本当に社会保険は充実している??社会保険の内容

1)高額医療制度(自己負担額には上限がある)

日本人は全員保険証を持っています。

そのため、医療費は原則3割が自己負担です。

100万円の治療や入院代がかかっても30万円の支払いで済みます。

30万円か・・・高いな・・・

と思うかもしれませんが、

日本には高額医療制度があるため、そんなに支払わなくていいんです。

高額医療制度とは??

自己負担の医療費が自己負担限度を超えると、超えた分が払い戻される制度です^^

計算方法

自己負担額の限度額(70歳未満)↓↓

まずは

自分が①~⑤のどの区分か確認してみましょう。区分がわかったら一か月の自己負担限度額を計算してみましょう。

標準報酬月額・・・4~6月分の給与の平均額

総医療費・・・・・保険適応される診察費用の総額

難しければ、表の下に私の場合の計算方法を例にしてみましたので、参考にどうぞ^^

所得区分 一か月の自己負担限度額 多数該当
①区分ア の方は↓↓ 25万2600円+(総医療費ー84万2000円)×1% 14万100円
標準報酬月額
83万以上の方(標準月額81万以上の方)
②区分イ  の方は↓↓ 16万7400円+(総医療費-55万8000円)×1% 9万3000円
標準報酬月額
53万~79万の方(標準月額51.5~81万未満の方)
③区分ウ の方は↓↓ 8万100円 +(総医療費-26万7000円)×1% 4万4400円
標準標準月額
28万~50万の方(報酬月額27万以上~51万5千円未満の方)
④区分エ の方は↓↓ 5万7600円 4万4400円
 標準報酬月額が26万以下の方
⑤区分オ(低所得者) の方は 3万5400円 2万4600円
低所得住民税非課税者等の方

 

私の場合 (医療費100万円)

 

標準報酬月額(4月~6月の給料の平均)27万位なので、区分はウとなります。

医療費が100万だった場合

80100+(1000000-267000)×1%=87430

となります^^

窓口で3割負担の30万支払いを行ったとしても差額分の

212570が払い戻されます^^

 

ちなみに150万の場合は、94833が上限額になります

多数該当・・・・・ 診療を4か月以前の一年間に、3か月以上高額医療費の支給を受けた場合には、4か月目から自己負担限度がさらに軽減されます。

※高額医療制度を受けるためには申請が必要です。申請方法は2つ

  1. 医療機関の窓口で医療費を支払った後、加入している健康保険に請求の手続きをする。
  2. あらかじめ自己負担限度額を超えることが分かっている場合は、加入している健康保険に事前に申請して「限度額適用認定証」もらっておくと、病院窓口では限度額までの支払いですむ。

 保険がきくのは医療費のみ

・入院中の食事代、病衣、洗面道具、差額ベッド代、TVカード、先進医療は別途でかかります。

2)傷病手当金

傷病手当金とは?

・病気やケガで働けなくなったときに生活を保障するために支給されるお金のこと。

受給期間は最大で一年六か月保障があります!

 

4つの条件

  • 業務外の病気やけがにより、休業していること。
  • 療養のために仕事に就くことが出来ないこと。
  • 連続して3日間を含み、4日以上仕事に就けないこと
  • 休業中に給与の支払いがなかったこと。

 

受給額は約1年間の平均月収の三分の二程度

日割りで休んだ日数貰うことが出来る。

 

私の場合

平均月収の三分の二=18万

18万÷30日=6000円(日額)

 

※ちなみに健康保険料、厚生年金、住民税は支払いはあるみたいです。

 

3)労災保険

労災保険とは?

  • 会社員などの仕事中・通勤中の病気やけがで働けなくなった時に生活を保障するために支給されるお金のこと。
  • 保険料は雇用主が全額負担。正社員のみならず、雇用保険に加入しているパートやアルバイトももらえます。

 

労災保険の補償内容

  1. 病気やけがの治療費全額
  2. 病気やケガで仕事を休んで給与を貰えないときの休業補償(休業三か月前の給与の日当分の80%を休業4日目以降の日数分)
  3. 病気やケガが原因で障害状態になったときの一時金や障害年金
  4. 死亡した場合の遺族への遺族(保障)一時金や遺族(保障)年金(遺族の人数に応じた額)
  5. 葬儀費用など

まとめ

日本の医療保険はとても充実しています。

私は20歳から結婚前まで保険料が5000円、結婚後は1万円支払っているので

合計で約50万円程支払っています。

もし、60歳で病気になって保険が支払われたとしても、それまでに払う毎月の保険料の金額は

4380000円!!!

病気ですぐに復帰できるのであれば、今加入している

保険を解約して、今払っている金額をそのまま貯金して、貯金で賄っていくほうがお得感があり、不要だと思いますが、障害でずっと働けなくなったり、

自分が死んだ時

のことを考えたら入ったほうがいいような。。。。

 

 

今回は高額医療制度、傷病手当、労災保険編でした!

次回は障害年金・遺族年金について書いていこうと思います^^

②【備忘録】障害年金、遺族年金

 

参考文献



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